12月に入り、ああ年賀状だ、ああ帰省の準備だ、
いや忘年会だ、いやその前にクリスマスだと
世の中があわただしくなってきました。
江坂公園横の街路樹にはイルミネーションが施され、
去年までなかった大型ツリーも現れました。
冷たい風に襟元を押さえながらも、きらきらした光を眺めていると
なんとなく心が温かくなる気がしますね。
いいもの見た感といいますか、ちょっと上を見上げて
ホケーっとする時間で少しだけ疲労回復といいますか。
なんとなく元気が出る気がします。
実際はやっぱり寒いですけどね。
老若男女を問わず、寒空に光るイルミネーションは
人々に好かれているようです。
スマホで写真撮ってるおじさん。
興味なさそうなのに、わざわざキラキラの街路樹の下に立って
誰かに電話してるおじいさん。
あら綺麗やわあ、と大きすぎる独り言を繰り出すおばさん。
疲れたOLさんもそう。眉間に寄った縦皺が一瞬ゆるむのです。
ホヘーっとしたあと少しだけ元気になって帰路を急ぐ姿に
こっちまで元気になるような、ならないような。
光るものを見てホワーって気持ちになるのは何故でしょうね。
人はあの世にいくとき、光が迎えに来てくれるとか何とか
聞いたことがあります。本当かどうかはわかりません。
でもネロとパトラッシュのところにも光が来ました(天使もいましたね)。
ぜひ自分の目で確かめてみたいものだと思いますが、
お迎えと一緒に逝ってしまったら、誰にもその経験を話すことができないので残念です。
ジレンマです。
行き先が極楽浄土か天国かは人それぞれですが、
なんとなくイメージとしては明るいように感じます。願望かもしれません。
やまざき社労士事務所の向かいには病院があって、
ここも12月になると木々が光ります。
光っているのは今のところ1本です。
先日、真っ昼間にたくさんの樹が光っていたので
おお、今年も派手にやってくれるんだな、と期待していたのですが
その後パッタリと光らなくなりました。
試験点灯だったのでしょうか。謎です。
やまざき社労士は、ここ数年で急に寒さが身にしみるようになったそうです。
年齢のせいなのか、はたまたビールの飲みすぎなのか。
これもまた謎です。