私は日頃からスポーツとオシャレ心の両立に注目しています。
女子選手でいえば髪と化粧とアクセサリ。
男子選手なら髪とヒゲとアクセサリ。
もちろん競技によってはオシャレを実行できないものもあります。
競技かどうか微妙ではあるものの、相撲などはオシャレ不可能ですね。
コスチュームはもちろんのこと、髪型までも決められていて
個人的事情を一切考慮しません。
大銀杏の角度や髷の長さに美を見出すのもオツなものですが、
なんせこれもプロに支度してもらうもの。
床山さんがウンと言わない限りは実現できないのです。
化粧まわしのデザインもスポンサー任せだし、オシャレを愛する男は
力士には向いていないと言わざるを得ません。
陸上競技は比較的自由な感じがしますね。
この20年ほどハンマー投げの室伏選手を見つめ続けていますが
彼のヒゲは変化をしています。
年齢によってか、はたまた常人より多い男性ホルモンのなせる業か、
頭部のボリュームは徐々に減っていきました。
そして反比例するかのように台頭してきたのがヒゲというわけです。
髪とヒゲ、あっちを立てればこっちが立たず。
どっちもフサフサだと熊男になるところですが、彼はうまい具合に
バランスをとって素敵度を保ち続けていました。
女子選手も、金髪にしようが爪を伸ばそうが、記録が出ればそれでよし。
走るのが速ければヘソを出してもよいのですから21世紀ですな。
サッカーの世界も比較的オシャレができるところだと思っていましたが
日本の女子選手はどうにも自然派でしたね。
茶髪に長髪。そんなもんです。
イングランドの選手なんて爪を真っ赤にしていましたよ。
汗だくになるから化粧をしないのは納得。
今後はおでこに着ける黒いヒモを工夫して、おでこのオシャレを
楽しんでみたらよいかと思います。
とりあえず数日後にアメリカと対戦する決勝では、
黒いヒモに何か飾りをつけてはいかがでしょうか。
ヘディングの邪魔にならない、何か平べったいものがいいでしょう。
なでしこは秋の七草のひとつです。
可憐な姿と鮮やかな色が愛されてはや千年。
なでしこジャパンの皆さんは秋を待たず既に綺麗に咲いていますね。