快適と堕落は隣り合わせなのですぞ

秋晴れに恵まれた3連休、みなさまいかがお過ごしになられましたか。
降水確率は0%。最高気温は20度そこそこ。
空を見上げれば青い空。日なたは暖かいけど日陰に入ればひんやり。
アイスコーヒー飲むんだったら日なたでどうぞ。そんな感じの3日間でしたね。

10月後半は2週連続で台風が来て、
せっかくの予定を変更したかたも多かったのではないでしょうか。
とくに衆院選の日に来た台風なんて大変でしたね。
前日から降り続く雨は、午後には強風を伴って激しさを増し、
葉っぱを飛ばし、小枝を飛ばし、さらにはちょっと太めの枝まで飛ばし始めました。
時間とともに大阪に迫りくる台風。
けっこうな雨。けっこうな風。
とても屋外で過ごすことなどできません。
仕方なく私はジムに行きましたよ。
だって、家にいてもすることないし。投票も済ませたし。
こんな台風の日、ジムはさぞかし空いてるだろうと思って行ったのですが
ジム、見事に混雑してました。いつも以上の人出だったかもしれません。
まあわかるけどね。家にいてもすることないもんね。

私はこの10年以上、ずっと同じ傘を使っています。
若いころは傘をどこかに置き忘れたり、目を離した隙になくなっていたりと
なかなか同じ傘を長く使うことがありませんでした。
お気に入りの傘を、意に反して失ってしまうというのはつらいもので
(傘に限らずそうでしょうけど)、がっかりしたり、げっそりしたり大変です。
でもその喪失は、また次のお気に入りに出会うためのステップでもあるわけで
傘売り場であれこれ見る時間はウキウキして楽しいものでした。

ほかの人はどうだか知りませんが、私は傘をいろいろ使い分けたりはしません。
長いのを1本。折りたたみを1本。それだけです。
使っていたものがダメになったら、または無くなったら、新しいものを買う。
傘が新しくなるタイミングはそこだけです。
今の傘は10年以上使っているので、色は褪せて模様は薄れ、
骨の部分は一カ所曲がっています。
それでもまだ十分使えます。傘が醸し出すヴィンテージ感も嫌いじゃないです。
でもさすがに、そろそろ新しいものが欲しくなってきました。
だからといって壊れてもいないのに捨てるのはイヤ。
逆に言えば、壊れたら気持ちよく次のを買える。

そこで台風の出番ですよ。
よくテレビのニュースでやっているでしょう。
台風の中を傘さして歩いて、強風で傘がお猪口になってる人の映像。
ちなみにあのお猪口現象、私は未だに経験がありません。
そもそも雨降ったら極力出かけないから。
先日の台風の日、これはチャンスかもしれんぞと思いました。
幸い雨は強いけど風は大したことなさそう。風に煽られて転ぶとかないレベル。
看板とか飛んでこないで全然歩けるレベル。
傘さしてジム行く→暇つぶれる→楽しく汗かく→傘さして帰る→おちょこになって傘壊れる
これは一石二鳥どころか一石三鳥や!

淡い期待を胸に私はジムに行き、丈夫な傘をさして元気に帰宅しました。
ええ、この傘ね。やけに丈夫みたいです。
新しい傘はまだ買えそうにありません。

やまざき社労士の傘は、骨が普通の2倍くらいあってかっこいいです。
色は漆黒で、まさに紳士の持ち物って感じ。
ただ、持つところがまっすぐなので、どこかに引っかけたりできないタイプ。
淑女のお洒落は我慢でできているそうです。
紳士のお洒落は不便でできているってことで納得しといていいですか?

カテゴリー: 全カテゴリー, 季節とか挨拶とか パーマリンク