40過ぎて、はじめてカズノコを旨いと思った

あけましておめでとうございます。

長そうで短い、永遠に続くといいのにと思えた正月休みもあっけなく終わり、
今日からまた平常運転です。
毎日働くとか、毎朝決まった時間に起きるとか、こたつの上にミカンがないとか、
そう考えるとこの世界は暗黒の一言に尽きますね。

朝からキナコ餅食べて、食後に煎餅かじって、口直しにミカンを放り込んだあの日々。
色でいうと薔薇色、べーやん風に言うと「愛しき日々」。
あの生活を再び迎えるまであと355日くらいあると思うと軽く眩暈を覚えますが、
それでも世界は回ってる。生きていかねばなりません。
あ、これガリレオ風ね。知らんけど。

年末年始、いかがお過ごしになられましたか?
大阪は快晴の日が多く、寒さも大したことなくてお出かけ日和。
私は例年通り元日に初詣に行き、それ以外は自宅でのんびり過ごしました。
思い返せば、去年のお正月は2日に梅田に出かけ、初売りを楽しんだのです。
楽しむというか、人々の渦を見に行って、渦に巻かれて翻弄された感じ。
夕方、精根尽き果てて帰宅したときには、私の髪は真っ白になっていました(嘘)。
ちなみにこれはマリー・アントワネット風です。まあ知らんけど。

去年の初売りがあまりに強烈だったので、今年はひたすら家でテレビ三昧。
秋くらいから溜まりに溜まっていたドラマや映画の録画を見まくり、
合間にお笑いやらスポーツやらをちょいちょい見て口直し。
その繰り返しで三が日を終えました。

これ、楽しいけど肉体的にはけっこうハードですよ。
画面の中の人が動いてくれるから、自分は何もしなくていいわけです。
ただただじっとテレビの前に座るのみ。
でもそうすると背中や腰が固まって痛みだす。
これじゃいかんと思って寝っころがると本当に寝てしまう。
ハッと目覚めて巻き戻し。
体勢立て直して再生するも、一度はまった眠気スパイラルは抜け出すのが難しく
それならばと立ち上がって干し芋を焼きにキッチンへ。
そして干し芋をかじりながら座っているとまた腰が…。
どうですこの無間地獄。
誰もが経験するでしょう。そこのあなたもそうでしょう。向こうの彼もそうでしょう。

でもそうして見たテレビは、やっぱり楽しかったです。
足袋型のマラソンシューズを履いて激走する若者の姿に涙し、
普通のマラソンシューズを履いて箱根あたりを走る若者をみてほほうと感心。
カマキリに扮した実力派俳優が南国で昆虫への愛を語る姿に悶絶しては
若手から中堅へと脱皮しつつある漫才師の成長ぶりに目を細める。
江戸時代の蘭学者に我が身を重ねたと思えば、屈強な男たちが楕円形のボールを奪い合う。
化学兵器を持った国際テロ組織との攻防もあり、
ときには高校生の男女が夢のなかで入れ替わって隕石が落ちてきたりして
私の身体は家から一歩も外に出ないのに、意識は大きく世界・宇宙へ羽ばたいたのでした。

しかし時間の流れは容赦なく私を前へと押し出し、楽しいテレビ三昧生活はもう終わりです。
今日からはまた労働者に戻りますよ。

一方やまざき社労士はといえば、お正月もあまりダラダラしなかったそうです。
まあね。資料読んだり読書で見聞を広めたり、休みの日しかできないこと色々ありますもんね。
世の中の頭脳労働者は皆さんそんな感じなのでしょうかね。
杉田玄白もそうだったのかもしれません。知らんけど!

すっかりリフレッシュしたやまざき社労士事務所、
今年も元気に張り切ってまいります。
ご指導ご鞭撻、どうぞよろしくお願い致します。

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