求めよさらば与えられん

街の木々が色づいてきました。

ここコンクリートジャングル江坂では
季節の移ろいを感じることはあまりありません。
田んぼの稲が刈られて、土も掘り起こされてしまった今となっては
季節のヒントを失ったも同然です。

それでも新御堂筋あたりを歩くと
黄色い扇形の葉っぱをたくさん見ることができます。
それに付随する匂いのキツいアレも転がってますね。
近所のおじさんやおばさんたちがビニール袋を持って
アレを拾い集めている姿もこの季節の風物詩です。

銀杏を最初に食べた人は勇気があると思いませんか?
あの匂いを嗅いで、その中に食べられるものが入っていると
思うだけでも見事な想像力。
さらに中身を取り出して殻を割って食べてみる行動力ときたら
もう脱帽するしかありません。

それを言うなら最初にナマコを食べた人もすごいし
ウニも、アワビも、あのビジュアルですから口に入れるには勇気がいります。
でも食べたらおいしい。醤油との相性がばつぐん。

(もうお気づきかもしれませんが、私は寿司が大好きです)

パッと見た印象で物事を判断せず、考えて、実行してみた人が
結局はおいしいものにありつけるということなのでしょうね。
そう思いつつも、やはり銀杏を拾う気にはなれませんが。

紅葉前線も大阪に近づいてきました。
山のほうでは既に見ごろを迎えているところもあります。
もうすぐ市街地でも綺麗な紅葉が見られることでしょう。

やまざき社労士は、桜を見てはビール、紅葉を見てはビールだそうです。
外でビールを飲むには少し肌寒くなってきましたが
すっきりと晴れた秋空の下で、紅葉を肴に飲むお酒はまた格別でしょうね。

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