ブラックレインは昔なりけり

グリコの看板が新しくなりました。
大阪といえばグリコ。大阪城と通天閣、そして道頓堀のグリコです。

あの看板がリニューアルされた、というのが
トップニュースになったのはいつでしたかね。
1ヶ月前だったか、1週間前だったか、もうそのあたりの記憶が薄れていますが
とにかく華々しいデビューを飾ったグリコの看板。

テレビの画面で見るそれは、色鮮やかで緻密、大胆にして繊細、
とても美しいものでした。
中の人が動き、背景が変わる。
もはやグリコという一企業の看板ではなく
日本の技術や心意気をあらわす看板なんだなあと思いました。

外国から来た人に「日本」を見せつけるには
寺もいいけど、神社もいいけど、伝統芸能もいいけど
先端技術もいいんじゃない?ということです。
日本の文化は、大きいことを誇る文化ではありません。
派手さを競う文化でもありません。
繊細に、でも色鮮やかに、継続的な美しさ。それこそが日本の美です。
理想を形にしていく根気と情熱、
現状よりもさらに良いものを、と願う向上心。
日本人の手にかかれば、一枚のネオン看板もこんなに美しくなる。
どうだ!思い知ったか!お前らにできるかこれが!

・・・とグリコが思っているかどうかは知りませんが。

近頃の大阪には外国人が多いですね。
そりゃ昔から外国人はいましたけど、アジア系というか、モンゴロイドというか、
私たち日本人と似たところのある人々が増えました。
買物して、写真をたくさん撮って、たこやきを食べて、
大阪の街を存分に楽しんで帰ってもらいたいものです。

江坂から道頓堀はさほど遠くありません。
地下鉄で一本なので、その気になれば30分もあれば行けます。
でも、いつでも行けると思ったら行かないんですね。
私もぜひ肉眼でグリコを見てみたい。
肉眼でグリコ。これを来年の抱負といたしましょう。

やまざき社労士にも来年の抱負を聞いてみました。
それはまた今度発表します。

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