縁の下の力持ち

モノモライができてしまいました。
正しくは麦粒腫(ばくりゅうしゅ)。
うん、確かに麦の粒みたいなできものですね。
米だと大きすぎるけど、麦ならなんとなく小さいイメージ。
とはいえ、私は麦の粒をみたことがありません。
アサ○ビールの工場見学でみた大麦の粒はまあまあな大きさがあり、
あれクラスのできものができたら、私なら即決で学校や仕事休みます。
小麦だと小さいのかもしれません。だって「小」だから。

まばたきをすると痛いので、なるべく目を開けないようにしていますが
もう片方の目は元気なので、痛いほうの目もつられて一緒に動きます。
それにしてもモノモライは痛い。
痛みを感じて初めて大切さに気づく器官はたくさんありますね。
普段無意識に動かしているけど、ここってこんなに働いていたのか、と
驚くことも少なくありません。

爪の生え際は大切ですね。うっかり深爪した翌日の驚き。
ちっとも手に力が入らん!字を書くのもつらい!
お前、いつもこんなに頑張ってたんだな。気づいてやれなくて御免!
唇の端などもそうです。
不摂生が続いてちょっと切れてしまった唇の端の痛さときたら。
喋って痛い、笑って痛い。熱いもの食べてしみる。
辛いもの食べるときは痛いの警戒しておちょぼ口。
切れた唇の前に、人間は実に無力です。

その中でも、まぶたなどは大切な場所の筆頭格かと思われます。
痛いとつらい。かゆいといらいらする。腫れてると鬱陶しい。

海賊。丹下段平。
ここまできてピンときたあなた、正解。
答えは「眼帯」ですね。この二つのヒントに共通するイメージは
勇敢・無鉄砲・乱暴者・なんとなく強そう、といったとこでしょうか。

伊達政宗を忘れてはいけません。
伊達氏が加わることで眼帯のイメージは少し変わります。
醜い部分を隠す・お洒落な着物を着る・母に毒を盛られる。

どうも眼帯のイメージが複雑になってきました。
山本勘助をメンバーに加えましょう。
軍師・知略・風林火山・髪がボサボサ(時代劇ではいつも)。
こうなると「眼帯=なんか只者じゃない」の式が成立しそうです。

眼帯は白より黒のほうが断然かっこいいです。
黒は薬局で売ってませんけどね。
薬局まで行くのも面倒なので、とりあえずセロハンテープでまぶたを固定しました。
かっこ悪いけど痛みは和らぎました。

やまざき社労士は痛みに強いらしいのですが、尿管結石のときは七転八倒したとのこと。
確かに、モノモライよりは痛そうですね。

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