どこから来てどこへ行くのか

梅雨入りです。
各地の田んぼには水が張られ、示し合わせたように同時期に田植え。
そして一斉に始まるのがカエルの大合唱です。

夕方くらいからぼちぼちアップを始めて、
日が落ちるのを確認して合唱大会スタート。
あっちの田んぼで始まったら、こっちも負けじと喉を震わせるカエルたち。
盛大にやってるなと思ったら急に沈黙。
静まり返ったと思ったらいきなり再開。
カエルの生態についてはまったくの素人ですが
きっとリーダーがいるのでしょう。

いつも指示待ちのカエル。
強いリーダーの後ろにくっついてるカエル。
そのときの気分でグループに加わったり脱退したりするカエル。
周りのことはお構いなしのカエル。
そして、「野郎共、俺に続け!」と最初の一声をあげるカエル。

なんだか、カエルも人間も同じに思えてきましたね。
田んぼ対抗の合唱大会も、カエル的には
それなりの大イベントなのかもしれません。

大合唱を始めるタイミングは完全にカエル主導ですが
止めさせることは人間にもできそうです。
先日、田んぼの横で手をパチパチと叩いて
合唱団を黙らせているおじさんを見ました。
パチパチは効果あり。
懐中電灯を点滅させるのはたまに効果あり。
まぶしい光を見てびっくりするものの、気を取り直してすぐ合唱を再開します。

水が入る前、カエルたちはどこにいたのか?という謎ですが
どうやら土の中にいるそうです。
水が張られると嬉しくて外に出てくるようですね。
カブトエビやアメンボも、気がつくとうじゃうじゃいます。
近所の田んぼにはよく鴨が来ます。これまたどこから来るのやら。

やまざき社労士は意外にもカエルは苦手とのこと。
でも食べるのは好きだよ!と。
確かに。カエルのカラアゲは最高ですもんね。

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