四国を縦断して瀬戸内海を抜け、日本海へ駆け抜けた台風11号が去り、
大阪でも梅雨明け宣言が出されました。
海へ!山へ!湖へ!と意気込んだのも束の間、
どうも雨が続いていますね。
どうにも梅雨っぽいシトシト雨で、世の中の多くの人が思ったことでしょう。
・・・梅雨明け宣言、ちょっと早かったんじゃない?
私は天気図など見てもチンプンカンプンです。
もちろん指に唾をつけて風上に掲げ、天気を読むなんていう船乗りぽいこともできません。
夕暮れ時の雲を見て翌日の天気を占ったり、下駄を放り投げたり猫を眺めたりもしません。
情報源はただひとつ。天気予報。
ただ天気予報の情報を信じるのみです。
梅雨が明けたよと言っていた3連休の時点では、その後の1週間はずっと晴れの予報でした。
でも結果をみるとほぼ雨。
ここで「なんだよ当たらねーじゃん」なんてことは言いません。
確率の話をしているわけですから、そりゃ100%の予知なんて無理です。
お天道様にしかわからないことが世の中にはあるのです。
ただ、天気を予報している人のことを考えると胸が痛みます。
痛むのですよ。チクチクどころかズキズキと。
責められてはいないか、悔んではいないか、恥じてはいないか。
普通の人より天気に詳しいはずなのに、台風去ってもまだ蒸し暑い。
カラッといかないのはなぜだ、この前線のせいか、この低気圧のせいか、
それともあれか、俺のせいか!
日本中の気象予報士が頭を抱えている姿を想像してみてください。
責める気なくすでしょう?ドンマイ!という言葉が口からあふれ出すでしょう?
それでいいのだと思いますよ。お天道様の領域なのですから。
とはいえ、私自身には梅雨明け判定の秘儀があります。
それは「朝、セミと鳩がどっちも鳴くこと」。
これはほぼ100%当たります。これが聞こえたら梅雨明けですよ。
いまのところセミだけですから(私の自宅周辺は)、まだ夏本番ではないのです。
鳩が来たら布団を干しましょう。奴らがホーホークックと鳴いたら海へ行きましょう。
夏の訪れを知らせる大相撲名古屋場所。
高知県出身の栃煌山(とちおうざん)に2つ目の黒星が付いてしまいました。
久々に国産力士の優勝が見られるか、と期待していましたが
今回もやはりモンゴル勢に押しきられそうです。
モンゴルでは今が夏祭りナーダムの季節。
モンゴル相撲で鍛えた少年が日本にやってきて力士になる構図は
この先も続くのでしょうね。彼ら、戦闘力がとにかくケタ違いです。
やまざき社労士は昔、モンゴルの少年と相撲をとって
あっさり投げられたことがあるそうです。
本人曰く、「油断していた」と。
かの地では、子供も強いのですね。