飛んで飛んで!
私は今、脳内フライング体験をしています。
春休みに合わせてユニバーサルスタジオジャパンが投入した
新ライドアトラクション。
ニュースで紹介されてるのを見ました。
恐竜に掴まれて大空を飛ぶそうです。
そりゃスリルあるでしょうなあ。
足をジタバタさせるでしょうなあ。
おもしろいでしょうなあ。
でも心配がひとつ。
私、メガネなのですが、メガネが吹っ飛ぶということはないのでしょうか。
せっかくの楽しい時間も、メガネがどこかに飛んで行ってしまうとガッカリです。
だからといってメガネを守るために
裸眼で乗車(というのかどうかわかりませんが)となると
せっかくのスリリングな時間はどうなるのか。
もやっと霞んだ景色の中を猛スピードで駆け抜けるのってどうなのと。
心配はまだありました。
私、子供のころから乗り物酔いをします。
どうも耳の中の器官がどうにかなってて、平衡を保つのが苦手な身体だそうです。
でんぐり返しを2回くらいしただけで、ちょっと酔います。目が回るのです。
自分で車を運転するようになって、幾分かは克服しましたが
予測不能な動きに遭遇すると途端に酔います。
恐竜に掴まれたら、酔うかもしれません。
ここまで考えて、はっきりしたことがひとつ。
私はきっと、コレに向いてない。
そもそも行く予定ないやん。なに夢見てんだって話ですわね。
飛ぶといえばこの季節は断然花粉です。
幸い私は花粉症もなく、毎日元気に過ごしていますが
くしゃみが出る人・鼻水が滝のように流れ落ちる人・
目を取り外して洗いたくなる等々の人には悪夢の季節なのでしょう。
とはいえ明日は我が身、心の準備はできていますよ。
黄砂も飛びますね。
ベランダの手すりに細かい砂が積もっているのは、あまり気分のいいものではありません。
いくら北方から騎馬民族が攻めてくるからって、
あんなに大きな壁作らなくても。
しかも壁の材料になるレンガ焼くために
木を片っぱしから切って薪にするって。
2000年前にかの地にいた人たちは、未来のことを想像しなかったとみえます。
砂漠になるまで木切っちゃダメでしょ。
ちょっと切りすぎたな、ってあたりで何で止めないんでしょうか。
言うでしょ、腹八分目って。
もうちょっとやりたいなってところで止めるのが私の美学です。
とことんやっていいのは食べ放題だけ。
でも吐くまで食べちゃダメ!おいしく食べてごちそうさま!
木は切りすぎちゃダメ!砂漠化したら元に戻らんぞ!
2000年前の「やりすぎ」のせいで、うちのベランダに積もる黄色い砂。
現在進行形の「やりすぎ」で他の微粒子も飛んでいます。
どうせ飛ぶならもっと愉快なものがたくさん飛べばいいのに!
たとえば恐竜とかね!
やまざき社労士の肩に雪のように積もる悲しみは
ビールが流してくれるそうです。
悲しみがなくても、ビールは日常的に流し込んでいるようですけどね。