心頭を滅却しても暑いです

みなさま、昨夜はよく眠れましたか?
ここ数日は蒸し暑い日が続き、夜もなんだかモワッとしてますね。
私も寝苦しさから夜中に何度か目が覚めてしまい、
翌朝の疲労感と頭ボンヤリ感に苦しんでいます。

じゃあエアコンつけろや、ていうひと。
私はそんな人にはこう言いたい。
貴族かよと。

じゃあ窓開けたら?っていうひと。
そんな人にはこう言わざるを得ません。
田舎かよと。

なにを隠そう、私はけっこうな田舎の出身です。
どこに出しても恥ずかしくないほどの田舎、
どのくらいかというと、これくらいです。
「風呂に入ろうと思って浴槽のフタをあけたら蛙が泳いでいた」
「小学校まで1時間くらい歩いて通っていた」
「中学校のプールはポンプで汲み上げられた井戸水で満たされていた」
「電車が1時間に1本、しかもワンマン運転。電車なのに!」

どうです。なかなかでしょう。
そんな田舎では、夏の夜に窓を開けますよ。
開けっぱなしで寝ますよ。
これも今にして思えばかなり無防備ですが、まあ仕方ない。
防犯とか空き巣注意とかいっても、いまいちピンと来ないのです。
穏やかすぎる日常は、人間から警戒心をも奪ってゆくのですね。

時は流れて、私は今コンクリートジャングル大阪に暮らしています。
大阪の夏は暑いですよ。
そもそも風が通らないし、うっすら吹く風は熱風ですし。
それでも初夏の静かな夜には、窓を開けて夜風に吹かれて眠りたいと思うのが人情。
そしてそんな夢を打ち砕く窃盗発生件数。
大阪は街頭犯罪において日本で1・2位を争う名門ですが、
住宅侵入に関してもなかなかの位置につけているようです。
そんな街で窓全開なんて、ねえ。

九州のほうでは大雨で深刻な被害が出ています。
この日本の豊かな自然は雨の恩恵によるものが大きいのですが、
時として人間の力ではどうしようもないほどの威力をもって
容赦なく地上に降り注いでくるのもまた雨。
不安な気持ちで夜を過ごす方々のことを思えば、
私が寝汗をかいて寝不足になるくらい取るに足らないこと。
そうは思いつつも、今夜もきっと迷います。
そろそろエアコンつけちゃおかなー。貴族でもないのにー。

先日、友人が朝いちばんにこんなことを言っていました。
ああ、暑。汗でペタペタ、ペタジーニやわ。
不覚にも笑ってしまいました。反省。

雨の日のやまざき社労士の悩みは、靴が濡れること。
革の靴は濡れるとなかなか乾かないし、その後の手入れも必要ですよね。
女性用のパンプスは雨用のものが数多く出回っていますが
男性用のビジネスシューズで雨対応のものはまだ種類が少ないように思います。
クールビスで真夏のジャケットが免除された今、
もう一歩踏みこんで梅雨時のビジネスシューズ界にも
変革が待たれます(勝手に)。

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